傘の修理で8割以上がこの骨の曲がりまたは折れなんです。骨のメーカーはもう少し工夫をしてもらいたいと思います。どうもこれだけ修理があることが骨メーカーまでフィードバックされていないのではないでしょうか。ご承知の通り骨を受けている受け骨のジョイント部分に力が一番かかるわけですから。もう少し強化すべきです。ブランド物の高価な傘でも骨が曲がりにくいということは決してありません。金製の骨なら同じです。(最近強化されている金製の骨も見かけますがまだまだ。)現在のところ、強度が高いグラスファイバー製かカーボン製の骨を選ぶのがベストです。しかし、決して折れないということはありません。ということで、修理方法に入りましょう。
まず、用意する物はペンチを2本。大抵、骨が曲がるとねじれるように曲がりますので、これを元に戻すのに、ペンチが2本あると便利です。そして、左の写真のあて金(正式にどう呼ぶか知りません。東急ハンズでは3つ爪、4つ爪と呼んでいます)。これは、東急ハンズなら4本入って確か¥110だと思います。近くにハンズのない方はホームセンターに傘修理キットがキット売ってあります。ただし、それに入っているあて金はニッケルメッキのものが多いようです。あて金の色は傘の骨の色に是非合わせたいところです。どうしてもニッケルメッキしかないのなら、マジックで最後に黒く塗れば目立たなくなります。
作業をするとき骨の先端についている露先と呼ばれる部品をはずして下さい。また、傘と骨が糸で止めてありますね、これも作業をするときじゃまですので糸を切ってください。そうしてあて金を骨に止めます。左の写真は分かりやすいようにニッケルメッキのあて金を使いました。ペンチできっちりあて金のツメを曲げていきます。ポイントは骨とあて金の隙間が明かないよう横からも強くペンチで締め付けます。最後にロウを引いた糸で骨と傘を止めて(これを中閉じといいます)下さい。(本当はこの中閉じもコツがいりますが、面倒であれば止めなくても十分使用できます。)